「ソフトの評価値は○○点です」という人とは研究したくない

カイトです。今回もよろしくお願いします。

今回は将棋ソフトの活用法についてです。

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※コメントや質問いただけたら嬉しいです!

ソフトの評価値を伝えられることに意味はない

最近増えてきたのが「ソフトの評価値は○○点です」と言われるパターンです。

そう言われた時私が抱く感想は・・・「で?」っていう感じですね。

ソフトの評価値を言われるのって本当に不毛なんですよね。なぜならそれは自分でも調べられるから。調べられることを提示されてもその時間は勿体ないんですよね。

普通に「自分はこういう手が良いと思います」っていう主観で話してくれた方がありがたいんですよね。なぜなら自分以外の切り口で局面を見られるので。

なのでソフトの手を踏まえた上で、「こういう手順が私は良いと思う」と言ってくれた方がありがたいですね!とにかく自分の意見や主観を言って欲しいですね。

なぜ自分の意見を言わない人が増えたのかを考えてみると将棋の勉強方法の多様化があります。

正しい将棋の勉強方法、それを実践する難しさ

将棋の勉強方法って昔と比べて多様化しましたよね。

自分が将棋を始めた20年前は定跡書を読むか将棋道場でおじさん達と対局するくらいしかなかったです。

例えば私が小学生時代の時は

①学校帰りに四間飛車を指しこなす本を読んで四間飛車の定跡を覚える

②それを週末の道場での対局で試すと言う事を繰り返していました。

自分で考えて実験していくしかなかったのでそれで自然と棋力は伸びていきました。

紆余曲折はあるものの①定跡を研究する→②実戦で試す。と言うサイクルは基本的な自分の勉強のスタイルです。

そして、未だに自分なりに検討する→実戦で試すと言うシンプルな方法が一番良いと思っています。

なぜなら仮説を立て→検証するというサイクルをしっかり回せるからです。

しかし現在の将棋の勉強環境をみると、このサイクルを実現するのはなかなか難しいと思います。

まず①の定跡の研究をする時に今は将棋ソフトがあります。ソフトの評価値をみたり、読み手順を意図がわからないままなぞってしまったりして、純粋に自分で考えた結果の意見を言いにくくなってしまっています。結局自分の意見じゃないのでザルのように抜け落ちてしまいます。

また②の実戦で試す時プロセスをする時にも最近は切れ負け将棋のアプリでやってしまうケースが多いです。切れ負けは将棋の技術ではなく時間で勝つケースも多いです。結局負けた時に言い訳が出来てしまうんですよね。言い訳が聞くので記憶にも残らないのです。

なぜなら人間は良い感情でも悪い感情でも感情的になった体験の方が記憶に残りやすいです。言い訳の利く勝負をしてしまうと記憶は定着しないです。

なのでやるべきことは、「自分の考えの言語化」と「対面での対局」です。将棋って結構時間がかかる趣味なので折角やるならこの「自分の考えの言語化」→「対面での対局」というサイクルを回し続けて欲しいなと思ってます。

正しいサイクルを回すために必要なこと

正しいサイクルを回すのに必要なことは2つあります。

1つ目は

将棋の局面を見て思ったことをメモしましょう。一言感想と理由を書くだけでも大分変わってきます。

例えば、この局面は先手が良さそう。なぜなら駒の働きが良いくらいで構いません。

2つ目は

切れ負けの将棋は基本的にやめましょう。時間切れという言い訳が出来てしまう将棋はあまり自分の中に残りません。これを徹底するだけでも将棋の上達度合いは変わってきます。特に最近は他の人が①自分なりに局面を考える→②実戦で検討すると言うサイクルを回せなくなっているので、差をつけやすいです。

ぜひみなさん「局面の評価の言語化」と「実戦での検討」というサイクルで周りと差をつけてください!

今度勉強法についての講座を行います!

森の学校 – 早稲田式将棋塾

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