将棋の勉強法と人間の知的活動から得られた仮説

カイトです。今回もよろしくお願いします。

※私の経験則に基づいて将棋の勉強法について整理した結果を書いていきます。

※科学的な根拠よりも分かりやすさを重視しました。

かつて日本が先頭を走っていた専門家のようなコンピュータ開発

今を遡ること36年前、ジャパン・アズ・ナンバー1と日本が浮かれていた1982年に第5世代コンピュータプロジェクトという国家プロジェクトが日本ではじまりました。

簡単に言うと、コンピュータに専門知識を教えて、コンピュータが知識を基に推論をできるようにしようとした取り組みです。

例えば医師の診断や弁護士の法律の解釈をコンピュータに教え込んで再現させようとしました。

エキスパートシステムの詳しい説明はここでは割愛しますが、結果的には第5世代コンピュータプロジェクト実用的なマシンが作れずに挫折しました。

なぜ専門家の思考の再現は難しいのか?

なぜ専門家の思考の再現は難しいのか?それは意味や直感は数式で記述できないからです。例えば、「私は焦っている」と言う言葉があったとしましょう。人間であれば「焦っている」という言葉の意味が分かります。しかコンピュータに言葉の意味を教えるのは困難です。

無理やり教えるとしたら「発汗量」や「心拍数」を数値化し統計的に○%くらいは「焦っていそう」というように理解させるしかないでしょう。他にも、五感を組み合わせた認識や、社会通念などの常識的な判断や専門家のカンなど数学で表せない事柄がいくつも出てきました。

つまり数式化できたり言語化できる事は、人間の知的活動の一部分でしかないのです。

なので物事を学ぶときは、まず言語化されている知識を覚え、次に知識のパターンを見つけ、最後にパターンを増やして直感を養うと言う手続きが必要です

記憶と計算(初級者)

明文化されている事を記憶したり、計算で対応できる問題を解いたりする

パターン認識、推論(中級者〜上級者)

記憶したことや計算の結果から特徴やパターンを知る

直感(達人)

特徴やパターンを増やし「なんとなくこれがよさそう」と判断できる

将棋で一番難しいのは中盤

知識の記憶、パターンの認識、直感の考え方を将棋に当てはめてみるとこうなります。

序盤=知識

中盤=直感

終盤=パターン

難易度的には

中盤>終盤>序盤

ですね。

なので「将棋は序盤の勉強→終盤の勉強→中盤の勉強という順番がスムーズなのではないか」という仮説が立ちました。今後さまざまな角度から検証していきます!


将棋の勉強法と人間の知的活動の関係のイメージ

参考文献「LISにおけるエキスパートシステム

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カテゴリーから探す

最近の記事

  1. 2019.05.02

    5手詰 289問
  2. 2019.05.02

    1手詰 289問
  3. 2019.05.02

    5手詰 288問
  4. 2019.05.02

    3手詰 288問
  5. 2019.05.02

    1手詰 288問
PAGE TOP