数学の場合分けから将棋の練習法を考え直す

カイトです。今回もよろしくお願いします。

今回は数学の「場合分け」の考え方を活用して将棋の勉強法を考えてみました。

Active Book Daialgue×定理の作り方

今回の記事を書くきっかけになったのはActive Book Daialgue(ABD)という読書会の手法で「定理の作り方」という本を読んだことです。

ABDとは?

孤独な読書体験を極めて創造的な共同学習体験にする手法

参加メンバーで①要約→②プレゼン→③対話を行い効率の良い知識のインプットとアイデアの創発を促す。

読書って基本的に孤独な作業ですが、それを何人かでやったら内容の理解も早くなるし、良いアイデアも出やすいのではないかという考えのもと実施しました。

定理の作り方とは?

数学者の竹山美宏さんが数学の研究の仕方について書いた本。

数学の研究を自分の数学的な興味や関心を、具体的な問題の形にして、それに対する良い答えを見つけその正しさを他者とわかちあうと定義し、研究のプロセスを実例を交えて書いています。

今回は数学科の知人を招いて読書会を行いました。


↑スケジュール


↑45分で本の要約


↑要約結果の発表

「横並び型場合分け」と「積み重ね型場合分け」

ABDをやってみて印象的だったのが数学の「場合分け」の箇所です。

「Aの場合はこう」で、「Bの場合はこう」っていうやつです。場合分けって「横並び型」と「積み重ね型」の2種類が有るみたいです!

横並び型は「Aの場合」「Bの場合」「Cの場合」のABCそれぞれが独立している場合です。

例えばこのような場合です。

A:3の倍数
B:3で割ると1余る自然数
C:3で割ると2余る自然数

このようなケースはABCが別の事柄なので横並び型と言います。


横並び型と積み重ね型

逆に積み重ね型は

  • 場合Aの時は…
  • 場合Bの時は,場合Aの結果を使って…
  • 場合Cの時は,場合Bの結果を使って…

という風に前の段階で得られたものを積み上げていきます。

横並び型はイメージしやすいですが、積み上げ型はちょっとイメージしにくいです。

(私もそうです)

なので将棋で例えてみました。

将棋の勉強は序盤→終盤→中盤横並び型場合分けにしましょう。

人間の知的活動は①記憶→②パターン認識③直感の順に積み重なっていきます。

例えば英語が出来るようになる時は、

  1. 文法を覚え(記憶)
  2. 文法のパターンを把握し(パターン認識)
  3. 考えなくても話せるようになる(直観)

のように①~③の順番でスキルが積み上がっていきます。

将棋の場合もきっと同じなのではないでしょうか。

  1. 序盤の知識を覚え(記憶)
  2. 終盤の詰み形のパターンを知り(パターン認識)
  3. 中盤の大局観を獲得する(直感)

なので結論としては、序盤用の勉強、中盤用の勉強、終盤用の勉強を並行してやるのではなく、序盤の知識の記憶→終盤のパターンの把握→中盤の大局観を鍛えるの順番で勉強するのがスムーズということになります。最後までお読みいただきありがとうございました。

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