気になる将棋界のニューフェイスは?

  • 新四段が誕生
  • 長谷部浩平四段は戦後初の栃木出身棋士
  • 池永天志四段は三段リーグに8年居た苦労人

四段昇進者は2名!

藤井聡太六段フィーバーに沸く将棋界ですが、彼のようにあっさりプロになる棋士はレアケース。
多くの棋士は奨励会生活を経て、3段リーグ戦を戦い「プロ」と言われる4段を目指し、日々研鑽を積み、26歳までにその壁を越えないと、プロ棋士の道は無くなるという厳しい世界を生きているのです。

2017年度も62回奨励会三段リーグ戦が行われ、3月4日(日)に東京・将棋会館での第18回戦にて、新しいプロ棋士2名が誕生しました。

新しくプロになるのは、長谷部浩平三段と池永天志三段の2名、最終成績は長谷部三段14勝4敗、池永三段14勝4敗、4月1日付で4段昇格=プロ棋士にです。
次点は、14勝4敗で、服部慎一郎三段です。来年の昇段を期待しましょう。

気になるニューフェイス長谷部浩平三段の横顔は?力強い栃木県民

まず長谷部浩平(はせべ・こうへい)氏 棋士番号 313が付与されます。
年齢は23歳ですが4月15日生まれとなっているため、すぐに24歳。

出身は、栃木県小山市、奨励会入会は2007年3月、3段リーグ入りは2016年4月となっています。丸10年奨励会に所属、そして2年ほど3段リーグ戦を戦うというキャリアですね。
比較的3段リーグ戦勝ち抜けが早いタイプです。

将棋開始は5歳から、と意外に普通な印象。そして趣味は野球観戦。
野球も手を読むスポーツですから、何か通じるものがあるのかもしれません。
文字通り深読みの可能性もありますが。

リーグ戦の感想は「ずっと苦しかったなという印象です。」
将棋はタイトル戦が注目されがちですが、その水面下にはこういった地道な戦いがあります。
ここで忍耐が養われるのでしょう。
「栃木県出身の棋士はまだ戦後出ていなかった」という驚きの発言も。
確かに47都道府県から、棋士が平等に誕生するわけではない。長谷部浩平四段の活躍で、栃木の将棋界も活気づくことでしょう。

池永天志三段はおっとりイメージの関西人

2人目は池永天志(いけなが・たかし)氏 棋士番号 314が付与。24歳と2人ともほぼ同い年。
出身は大阪市と、こちらはチャキチャキの関西人。
将棋は小学校1年からと、こちらも英才教育タイプではないよう。
2006年9月に奨励会入会、3段リーグ入りは2010年4月となっています。
こちらは3段リーグ入り後の生活が長いタイプ。いずれにしても藤井聡太六段の昇進の早さが解りますね。

そんな池永天志四段のコメントは「昇段してほっとしたのが最初の感想です。」
とまず安堵、趣味は読書と控えめな印象を受けます。

新棋士2名のコメントが、対照的なのが印象深いですね。このように性格の違う棋士が、同じように勝ち抜けるところに将棋の世界の面白さがあります。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カテゴリーから探す

最近の記事

  1. 2019.05.02

    5手詰 289問
  2. 2019.05.02

    1手詰 289問
  3. 2019.05.02

    5手詰 288問
  4. 2019.05.02

    3手詰 288問
  5. 2019.05.02

    1手詰 288問
PAGE TOP