藤井聡太6段、将棋大賞は逃したものの‥

  • 藤井聡太六段は特別賞と新人賞の同時受賞
  • 羽生竜王や佐藤会長も祝福
  • 気になる藤井六段のコメントは?

驚異の将棋大賞記録4部門独占

2018年の第45回将棋大賞、気になる大賞は1400勝の羽生善治なのか、29連勝の藤井聡太なのか?!
結局、大賞は羽生善治竜王に贈られたものの、藤井聡太六段は、新人賞の他、純粋に記録達成者に贈られる記録4部門を独占。

過去の4部門独占受賞者は、内藤國雄、羽生善治の2名のみ。改めて藤井聡太六段の凄さが、数字で証明された形になりました。

ちなみに1967年以降の記録で、羽生善治竜王は4部門独占を4度達成しており、藤井聡太六段がこの記録を塗り替える棋士に成長するのかどうか、今後楽しみなところです。

藤井聡太六段は「一局一局の積み重ねがこのような結果として表れた」という喜びのコメントを発表。
「積み重ね」という表現を使っているところに、過熱報道にも浮つかず、勝負を制する棋士としての力量の高さが見え隠れしています。

また藤井聡太六段の受賞に対する羽生善治竜王のコメント。
「4部門1位は1年間安定した活躍を維持しないと到達が出来ない記録です。」
やはり、手堅く勝ちを積み重ねた力量を評価すると同時に「デビューから29連勝の前人未到の大記録が今回の大きな原動力になった印象」とも述べています。

藤井聡太六段の強さを、非常に客観的に評価している点に、先に4部門独占を複数回達成している棋士としてのキャリアが見えるよう。
また、今後の記録更新を楽しみにしている面もうかがえ、将棋界の発展に対する希望と、ライバル棋士に対して、自身の棋力を更に高めようという決意が見て取れます。

また佐藤康光会長は「対局の内容も申し分なく、1年間戦い抜いた結果として、今後の大きな自信につながるのではないでしょうか。」というコメントを発表、
こちらも先輩として後輩に贈るエールとなっています。

先輩棋士2名のコメントに共通しているのは、藤井聡太六段の力量を認めつつも「あくまで2017年度の評価に対して」という面が見られること。

他ならぬ藤井聡太六段本人のコメントにもあるように、棋士というのは、1つひとつの勝負の積み重ねが力量を作ります。
そして羽生善治竜王のように、4部門独占を複数回達成している棋士であっても、勝てない年というのが存在する。

1つの負けから大崩れをせず、手堅く勝負に対する努力を継続することが、今回の藤井聡太六段の記録達成の理由でもあり、今後の成長に欠かせない要素ともいえるでしょう。

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