異色の女流棋士「乃木坂46の伊藤かりん」が誕生!

  • 乃木坂46の伊藤かりんさんが初段認定試験を受験
  • 試験内容は森内九段との二枚落ち戦
  • 最終盤でまさかの結末が・・・

森内俊之専務理事の指導相手はまさかの乃木坂46「伊藤かりん」

藤井聡太六段の登場で、注目を浴びる将棋界ですが、女性も将棋を始めているのが今回のブームの特徴。

今回、森内俊之九段専務理事が初段認定した女性は、何と乃木坂46の伊藤かりんさん!
森内俊之九段は日本将棋連盟普及免状部の担当理事でもあり、免状がもらえるかどうかはこの人にかかっているといっても良いくらい。
そんな森内俊之九段自らが、試験対局相手を務め、伊藤かりんさんはアマチュア初段認定されたのです。

伊藤かりんさんは、月刊誌『将棋世界』で「かりんの振り飛車ウォッチ」を連載中、「NHK-Eテレ 将棋フォーカス」でも総合司会を務め、この4月で4年になるという、かなりの将棋女子。

しかし、乃木坂46のメンバーとなると、甘めの認定ではないか?と思ってしまったり。実際の試験対局は、どのようなものだったのか見てみましょう。

立会人は伊藤かりんさんの師匠を務めてきた戸辺誠七段、森内俊之九段の二枚落ちという手合いです。

伊藤かりんさんの気になる対局は?

先手、伊藤かりんさん(▲)後手、森内俊之九段(△)で、対局スタート。
まず伊藤かりんさんは、師匠である戸辺誠七段直伝の「二枚落ち銀多伝・乃木坂46定跡」という型を作ります。▲3八玉型ではなく、▲2八玉型にしておくことで、伊藤かりんさんの「振り飛車」という戦略を取りやすくなるのです。
この時点で46手、大きなミスもなく順調なスタートを切ります。

続いて中盤、▲6四同飛という強気の一手。△同玉の一手に▲9七角が継続の好手、これにより森内俊之九段は守りに入ることに。
伊藤かりんさん、順調な攻めを見せています。初段認定はすぐそこに!

という所で、悪手が出てしまうのが、将棋の怖さ。
持ち時間に追われた伊藤かりんさん▲5三金と痛恨の悪手。ご本人もすぐにミスに気付くが時すでに遅し。
‥と思いきや、立会人がまさかの恩情「まあ、1回はおまけしましょう」

あり得ない発言を経て、
▲6二と△4二金▲2二金と挟み撃ちの寄せ、その後は順調に駒を進め、めでたく勝利となりました。

力量評価ということで‼

完璧とは言えない対局ではありましたが、伊藤かりんさんの基本的な力量は「充分初段の実力を満たしている」とのことで、森内俊之九段と戸辺誠七段2名の話し合いの末、認定決定となりました。
認定証は直筆署名に漢文が記された、実に重厚なもの。伊藤かりんさんも賞状授与に感激の面持ち、今後は有段者として、更にレベルの高い将棋評論が期待できそうです。

今回の対局は、4月3日発売の「将棋世界」2018年5月号に掲載されています。初段になるための参考になるかもしれませんよ。

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