生徒さんの将棋ウォーズの対局を精密解析しました。

今回は生徒のSさんの将棋ウォーズでの対局を解説します。
解説する経緯は以下の通りです。

Sさん:「将棋ウォーズの精密解析使ってみました。好手や悪手とが表示されて勉強になるんですが、手の意味の解説があると持っと分かりやすいなと思いました。」

カイト:「それなら手の意味を解説します!」

ということで解説を始めます。精密解析の結果は以下の通り。

序盤力 5.27段
中盤力 1.25級
終盤力 5.51段
安定力 67.6
早指力 13.0秒
棋神力 50.0%
最善手 14回
次善手 6回
悪手  5回

序盤と終盤は高段レベルですが、中盤がやや課題というところですね。今回はSさんからいただいた「ここを解説してほしい」という局面のポイントを解説します。

ポイント①美濃囲いで王手がかかる時は注意

ここでの▲7六飛車はやや危険でした。なぜなら次の△3九銀が激痛だからです。
実戦も△3九銀と打たれ厳しい攻めが続きました。
美濃囲いに組んで、相手の角が6六に来た場合は警戒しましょう。いきなり銀を王手で放り込まれて自玉が危なくなると言うパターンになり得ます。
この局面の場合は6六角を除去するのがポイントになります。その意味で▲7六飛は方針としては良い手です。ただし、5二の飛が5八金に直通しているこの局面では危険でした。正着は▲7七角です。これなら5八金に紐をつけつつ、6六角を除去できます。

ポイント②不利な時は、相手の1番の狙いを消す

将棋で不利になった時の考え方として重要なのが相手の1番狙っている手を消すという考え方があります。この局面の場合は相手の1番の狙いは△6七銀です。飛車と角の両取りです。なのでここではその狙いを消す▲6六飛が正着になります。これで△6七銀と相手はできないので、局面はまだ悪いですが、相手に負荷をかけることができます。不利な時は相手の1番の狙いを防いで、相手の思考に負荷をかけましょう。

ポイント③美濃囲いはなるべく壁を作る

ポイント①でも述べたように美濃囲いは王手をかけられると脆いです。逆に言えばなるべく王手をかけられないようにするのがポイントです。なので正着は▲4八銀と打つ手です。こうすればしばらく自陣に王手は来ません。本譜の▲6九歩は薄い受けで、▲5七飛成と言う手が成立します。以下▲同金△同角成▲4八角に△2八金が痛打。▲同玉の1手に△4八馬が詰めろと飛車取りです。

 

まとめ:美濃囲いはとにかく王手がかかりにくいように

美濃囲いを指しこなすポイントはとにかく王手がかかりにくくすることです。今回の解説のように、美濃囲いの外側に壁を作るような指し回しを心がけると良いです。

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