八段昇段規定の追加

八段昇段規定が変更になりました

https://mainichi.jp/articles/20180522/spn/00m/200/003000c
「藤井七段に追い風 八段昇段規定に「タイトル2期獲得」追加へ」スポニチ

(1)将棋の八段昇段規定が変更になりました。
今までは①竜王1期獲得②順位戦A級昇級③七段昇段後190勝に加えて新しく④のタイトル2期獲得が加わりました。日本将棋連盟は今回の規定変更は藤井七段の昇段とは無関係と言っていますが、藤井八段へのアシストという意図はあるでしょう。今まではタイトル1期獲得で七段、タイトル3期獲得で九段という規定だったのでタイトル2期で八段は自然といえば自然です。

(2)屋敷九段の事例
七段から九段への昇段が長くかかった例としては屋敷九段が有名です。屋敷九段は25歳の時に棋聖を3期獲得していて九段昇段の条件を満たしていました。しかし、タイトル3期を獲得した時点では屋敷先生は八段を獲得していませんでした、結局九段になるまではタイトル3期をとってから8年間もかかりました。当時は、若手の強豪は順位戦で八段まで昇段していくケースがほとんどで、順位戦昇級が遅かった屋敷九段はなかなか昇段できなかったのです。

カイトの見解:藤井七段は竜王で八段をとって欲しい

とはいえ藤井七段は竜王獲得で八段をとって欲しいなと思います。なぜなら中学生棋士の羽生竜王や渡辺棋王は20歳前後で竜王を獲得して八段昇段を果たしているからです。羽生竜王は19歳で竜王を獲得し八段昇段、23歳の時に名人を獲得し九段昇段を果たしました。渡辺竜王は20歳で竜王を獲得し、翌年竜王を防衛することで九段昇段を果たしました。藤井六段にはそれを上回る活躍を期待してしまいます。藤井七段は5時間以上の持ち時間の将棋が得意(29勝1敗)なので竜王戦でぜひ活躍して欲しいなと思います。

カイトの提言:プロにもレーティング制の導入を

今回の提言は将棋の世界でもレーティング制を導入して欲しいということです。レーティング制とは各プレーヤーに点数を付与して、勝敗によって点数が増減する仕組みです。固定制ではなく変動制の仕組みです。なぜレーティング制度を推すかというと、段位と実力がリンクしていないケースが多いのではないでしょうか。例えば高齢の九段の方が若手の五段よりも強いかと言うと、そうとは言い切れないです。九段が名誉職のような感じになってしまっている現状があります。
外向けへのアピールとしてはなるべく段位が高い方が良いという理屈はありますが、将棋の棋士もプロの世界なのでレーティングによって現在の実力がより反映されるような制度にしていった方が良いのではないでしょうか。年功制度のような仕組みではなく、常に緊張感のあるルールになることを期待します。

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