「泣き虫しょったんの奇跡」はここが見どころ

  • この秋「泣き虫しょったんの奇跡が公開」
  • 役者の出ていない映画に!?
  • 映画の見所は対局シーン

役者が出ていない将棋映画?

瀬川晶司五段の自伝「泣き虫しょったんの奇跡」(講談社文庫)がこの秋、映画化され全国公開されることになりました。

瀬川晶司五段は15歳で奨励会入会、プロ棋士を目指しますが3段リーグを抜け出せず。
「26歳までに4段にならなければ退会」という将棋の世界の厳しいルールに引っかかり、プロは諦めアマチュア棋士として活躍‥。

という人生のはずだったのですが、今現在プロ棋士として活躍中。
「しょったん」こと瀬川晶司五段に何が起きたのか?は、映画を観てくださいね。

この映画で主演の「しょったん」を演じるのは、松田龍平さん。メガホンを取るのは豊田利晃監督。
この2人は前作「青い春」でもコンビを組んでいますが、そこから何と16年ぶりの作品というのも見どころの1つ。

そして「しょったんの友人」をロックバンド「RADWIMPS」の野田洋次郎さんが演じるのも見どころ、実は松田龍平さんと野田洋次郎さんは私生活でも友人。
どんな空気が醸し出されるのか、楽しみですね。

野田洋次郎さんは、本職は役者ではなくミュージシャン、役者ではないのに棋士を演じるという不思議なことに。
さらにややこしいのは、この映画には「本物のプロ棋士」が多数参加していること。

プロ編入試験六番勝負で実際に対局した神吉宏充七段のほか、久保利明王将、屋敷伸之九段、豊川孝弘七段、青嶋未来五段、谷口由紀女流二段などが参加。

つまり、主演の松田龍平さんは、ミュージシャンとプロ棋士を相手に演技をしているのです。

プロ棋士との演技は?

主演が役者相手に演技をしていないこの映画、松田龍平さんの感想は「役者相手ではないので、素直に相手を感じながら芝居をしていた、とても新鮮」
というもの。貴重な体験とも述べています。
ということは、スクリーンで素顔の松田龍平が観られるのか!

とはいえ、映画ですから「素人」に見えてはまずい。その点は、他ならぬ瀬川晶司五段が指導に当たり、所作を教えています。
松田龍平さんは、撮影期間中は「棋士」になり切っていたのか?
「しょったん」ならぬ松田龍平の棋風が観られるのか、注目です。

棋士として人として‥.

この映画の見どころの1つは「リアル対局」ですが、それ以上に「棋士として生きること」が大きなテーマになっています。
また瀬川晶司五段はいきなりプロ棋士になっているわけではなく、そうではない期間が長い。

ただ将棋をきちんと指せばいいという演技ではなく「アマチュア」の葛藤も大事な要素。
「なぜプロを目指すのか、将棋を指すのか」プロ棋士の皆さんも、そんなことを再確認しながら演技に参加していたのかもしれませんね。

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