羽生善治竜王 国民栄誉賞受賞へのコメント

将棋が身近に

このたび羽生善治竜王が、将棋界初の国民栄誉賞を受賞。国民に親しまれている娯楽でありながら、第1人者が大きく表彰されることが、あまりなかった世界。喜びの声が届いています。

まず、佐藤康光 日本将棋連盟会長は「永世七冠達成をはじめ群を抜いた数々の実績」の他、将棋界の枠を超えた積極的な活躍を評価。

谷川九段もコメントの中で、同じ点を評価しています。

たしかに、羽生善治竜王は、将棋を知らない人でも名前を知っている、テレビで観たことがある人ですよね。

「将棋界のアイドル」のさきがけと言えるでしょう。

最近では藤井聡太四段の登場が注目を浴び、引退した加藤一二三九段などもタレントとして活躍、こういった流れのさきがけが羽生善治竜王の存在なのです。

奥深さが維持されているからこその人気

次に、森内俊之 日本将棋連盟専務理事

「伝統文化の担い手」という表現、将棋を身近な存在にしつつ、実力で将棋の世界をリードする姿に、同じ棋士として嬉しさを感じる、というコメント。

「棋士がアイドル化」しつつも、将棋という競技が持つ本質が持つ、奥行きは変わらない点が、将棋ブームの幅を広げています。

AIとの対決、そして将棋は勝てばいいのか?といった課題も、羽生善治竜王の存在で、クロースアップされてきた、と言えます。

そして、藤井聡太四段は「チャレンジ精神あふれる姿に感動をいただいている」という先輩への敬意を表明。

羽生善治竜王の実力、人気を継ぐ存在になれるのか?

囲碁と将棋の23

気になるご自身の受け止め方は、というと、まず自分自身ではなく長い将棋の歴史への評価という点に喜びを持っている様子。

その理由の1つは 囲碁の井山 裕太九段との同時受賞にあります。競技は違うが「あやかりたい」と言うほどの存在が井山 裕太九段であるよう。

2人の縁は長く、双方とも自身の研鑽を重ねつつ、互いの活躍する世界を盛り上げてきました。どちらも孤独な戦いを強いられるだけに、互いの存在が励みになっているのでしょう。

囲碁、将棋、どちらも長い歴史を経て、今も愛される競技。

そして、今後まだまだ長い先の道のりを棋士として歩いていく2人、その途中でのエールという受け止め方のようですね。

スポーツなどを見ても、こういった存在はあまりない。サッカーと野球の場合だと、まず歴史や国内での位置づけが異なります。

もちろん将棋と囲碁の歴史も同じではありませんが、共通点は多い。

「盤上の競技」どちらも、しばらく目が離せないようです。

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