「子育ての方法」シリーズ①超学歴社会韓国の例

※この記事は約3分で読めます。

今回から3回シリーズで、外国の事例や研究事例を基に、子育ての方法について考えた事を書いていきます。

勉強だけしていた子は挫折に弱い「超学歴社会韓国の誤算」

結論:こどもには勉強で挫折した時に支えになるような課外活動が必要。

グローバル化が拍車を掛けた韓国の受験戦争

日本は学歴社会です。よく言われる「いい大学→いい会社」というルートは昔ほど絶対的なルートではなくなってきましたが、まだまだ多くの日本人が持っている意識だと思います。しかし日本以上に極端な学歴社会の国があります。お隣の韓国です。

韓国は2000年以降、積極的に企業のグローバル化を進めました。その結果、現代(ヒュンダイ)やサムスン電子などのグローバル企業は世界的な企業へと躍進していきました。

ちなみに日本のシャープは韓国企業に惨敗し、買収されました。

企業がグローバル化した事で韓国ではアメリカなどの海外大学を目指そうとする人が増えました。(下の図)


http://markethack.net/archives/51581460.html

結果として受験競争が加熱しました。韓国はもともと学歴信仰の強い国でしたが、企業のグローバル化が競争に拍車をかけました。借金をしてでも海外大学に通わせようとする親が急増したそうです。熱心な教育の結果アメリカへの韓国人留学生の数は増加しています。2015年時点でアメリカの名門ハーバード大学の韓国人留学生は298人でアジアトップクラスです。(日本人留学生は78人)

良い大学に入ったが退学率も高い

韓国の熱心な教育の結果、良い大学に行く韓国人は飛躍的に増えました。しかし韓国でアメリカの名門大学に合格した学生のうち約4割は途中退学してしまいます。

4割という数字は、日本の新卒学生の3年以内の離職率より高いです。なぜ韓国の若者は折角入った大学を途中でやめてしまうのでしょうか。韓国の若者には挫折を乗り越えた経験がなかったからです。アメリカの名門大学には世界中から優秀な学生が集まります。そのような環境で今まで勉強で負けた事のなかった韓国の若者は挫折を味わいます。そして自信喪失してしまい、自ら大学を辞めてしまうのです。

勉強はもちろん大事ですし、熱心に取り組むべきですが、自信が揺らいだ時の気持ちの立て直し方や、挫折しても再び立ち上がる強い心がなければ、誰にでも訪れる挫折に耐えられなくなってしまいます。

負けが避けられない将棋で挫折に強い気持ちを育てる

その点、将棋は上手く挫折するための訓練ができる競技と言えるでしょう。将棋は勝ち負けがはっきり結果として出ます。また完全に自己責任の世界で、自分が指した手の結果は自分で受け入れないといけないのです。

また、上には上が居るので、一生懸命練習して全力を出し切っても負ける事は日常茶飯事です。ちなみに中学生棋士として話題になった藤井四段は小学生の時点で100手以上の詰将棋を解いていたそうです。意味不明です。

将棋を指す以上強い相手と勝負して負けるのは避けられないです。しかし将棋には「負け」をしっかり認めて次に活かしていこうという文化があります。それは敗者が負けを認めるときに「負けました」と宣言する事からも明らかです。ですからお子さんがいつか必ず経験する挫折に対しての心構えができます。

そんな将棋をぜひ一緒にやってみませんか?

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