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昨年の流行語にもなった「ひふみん」こと、加藤一二三九段
もちろん将棋の世界では有名な先生でしたが、去年はジャンルを越えて話題になりました。加藤九段がなぜ世間にウケたのかを考えてみます。
「ひふみん」がウケた理由
加藤九段がなぜウケたのか?
私は加藤九段のものごとに没頭する力が世間の人の心を掴んだのではないかと思っています。加藤九段と言えば、1度決めた行動をずっと繰り返す事で有名です。
例えば食事休憩の時に頼むご飯は毎回鰻重ですし、作戦も棒銀を多用します。このように自分で決めた行動を徹底的に繰り返します。80歳に近づいてもなお、妥協せずに繰り返すひたむきさが共感を集めたのではないかと考えています。
没頭が価値になる時代に
共感を生み出した理由は、没頭することが価値を生み出す前提条件になったと言う背景があると思います。。現代はいかに意欲を継続できるかで勝負が決まるようになってきています。なぜなら優れたノウハウや勉強ツールはいくらでも手にはいるようになったからです。将棋の勉強もアプリやソフトを駆使すれば無料でプロレベルの教材にアクセスできます。また、良い教材がゆえに自分自身の能力が高くなったと錯覚を起こしやすいという構造もあります。
教材やノウハウが洗練されているので、どの世界にもそれなりにレベルの高い相手が大勢います。しかもノウハウを知って上手くなった気になりやすいので、現実とのギャップも生じモチベーションは維持しにくい。
意欲を持って努力し続けるのは難しくなりつつあります。そのため現代は継続して物事に取り組むための方法と言う情報の価値が上がっているのです。
相対的にずっと将棋に対する気力を維持し続けている加藤九段の注目が集まったのではないでしょうか。(もちろん、独特のしゃべり方がメディアウケした面もあると思います。)
まとめ
何かに没頭したり継続する意欲を持ち続けられるかが勝負の時代になりました。自分が意欲を持てるもので勝負していきましょう!
※今日の練習
(1)将棋=40分
短編名作選33番←10分で解けず
34番←10分で解けず
35番←10分で解けず
課題局面 第31期竜王戦ランキング5組中田功ー藤井聡太戦36手目
中田 功 七段 vs. 藤井聡太 四段 第31期竜王戦5組ランキング戦 – 無料の棋譜サービス 将棋DB2
(2)タップダンス=10分
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【TAP】 HIDEBOH ダンスレッスン ④ ボール&ヒールステップ・トリプルヒールステップ・ボールヒールドラムの応用 – YouTube
(3)教室用参考記事=20分
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