安易に他人に合わせ続けると知性が下がっていくらしい

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大人の知性の最初の段階は体育会の新人

大人の3つの知性の発達について書きます。知性レベルなんて言うと誤解を招きそうなので最初に断っておくと、3つの知性の段階とIQなどの能力には関係がないです。どの知性レベルにもIQの高い人も入れば低い人もいます。

【知能と知性の違い】

知能=答えのある問題を解く能力

知性=答えのない問題を考え続ける能力

なので全く競技が違うため当然ですが。(詰将棋と指し将棋くらい違います)

下の図が知性の発達段階と職場での振る舞い方のイメージです。

https://cybozushiki.cybozu.co.jp/articles/m001340.html

今回は1番下の環境適応型知性について書きます。

環境適応型知性は重要人物の意向に沿った環境に身を合わせることが自我を保つために重要だと考えます。例えるなら体育会系の部活の1年生みたいな感じです。

集団思考

そして環境適応型知性を理解するキーワードは集団思考です。

【集団思考の定義】

集団思考とは、集団が合議によって意思決定を行うとき、集団の強い結束がマイナス方向に作用して、メンバーが個人で決定を下す場合よりもしばしば愚かで不合理な決定を行ってしまう傾向のこと。

要は民主主義的に多数決などで物事決めるとダメな意見がまかり通りやすいと言うことです。

会社で例えると、個人ではこの案件絶対うまくいかないと思っているけど役員のメンツを潰すのはよくないから黙っておこって言うような状況です。

このような状況がエスカレートしたのが第二次大戦中のナチスによるユダヤ人虐殺です。なぜ普通のドイツ人が上に命じられるまま殺人を淡々と行ってしまうのか?と言うのは心理学の大きな研究テーマで様々な研究が行われています。

その一例はミルグラムの電気ショック実験です。

どういう実験かと言うと、被験者の人には隣の部屋にいる生徒達にテストの問題を解かせ、間違えるたびに電気ショックを与えるボタンを操作してもらいます。(実際には生徒役は苦しんでるふりをするだけ)

そして実験の主催者の人はいくら「電流を強くしていっても大丈夫だ」と被験者にいい続けます。そうすると、なんと65%もの人が致死量の電流を流すのを躊躇わなかったそうです。集団思考って怖いですね。

ミルグラムの電気ショック実験 | 日本心理学会

上の人の意見に逆らえない、とりあえず意見を合わせようと言う心理は日本人に特有な感じもしますが、そんなことはなくて人間に普遍的にある心理のようです。この種の研究で国による顕著な差はなかったそうです。

まとめ

「偉い人」が言ってるから合わせればいいやと言う考えは危険です。だから効果のない水素水を買ってしまったり○○学会の教授の言う怪しげなサプリメントなんかを買ってしまったりします。なので「偉い人」の言うことを可能な範囲で疑ってみましょう!

私から将棋の事について情報を得る場合も、「本当にコイツの言うことは正しいのか?」と言う視点で聞いていただけると講師の私も大変嬉しいです!

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